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まずは、この画像をご覧ください。


左は超アップ画像ですが、この虫が止まっているのはナスの幹です。
3匹見えますが、実際はもっといます。体長は3ミリほど。かなり小さい。。
「なんだ?この虫?初めて見たぞ。。」
ネットで調べましたが、なかなかヒットせず。
右は、その翌朝、偶然に玄関ポーチに落ちていた虫の死骸です。体長は2~3センチほど。
「なんか昨日の虫に似てないか?」
再び調べると、なんとヒット!
これ、「ヨコヅナサシガメ」という外来種の虫でした。このサイトで見つけました。
左はよく似ていますが、「シタベニハゴロモ」の幼虫のようです。
いずれも、かなり危険なヤツでした!!!!
ということで、今回は「緊急事態発生!気をつけて!畑の危険な生物5選」と題して、
私が実際に過去に家で出会ったことのある危険生物とその対処法を5つご紹介します。
これ↓、クサくなくてとても良いです。。
https://amzn.to/3G6yRJJ畑に出没!危険生物5選
① ヨコヅナサシガメ
幼虫を見つけたときは、ゾウムシに見えました。黒地に白い斑点は、いかにも害虫っぽいのですが、ナスの幹に群がっている割にはじっとしているだけに見えました。
特徴:
黒い体に白い斑点、赤い縁取りが目立つカメムシの仲間で、外来種です。
危険度:★★★☆☆(刺されると激痛だそうです!)
対策
- 軍手の上からでも刺してくるため、皮手袋や厚手の手袋を着用。
- 草むらや落ち葉の下などに潜むため、作業前に目視確認。
- 刺された場合は流水で洗い、冷やして安静に。症状が強ければ病院へ。
駆除方法
- 単独での出現なら踏み潰す・捕殺(素手厳禁)。
- 数が多い場合は捕虫網で集めて処分。
- 巣(卵塊)は見つけ次第、葉ごと切除・焼却。
② スズメバチ

言わずと知れた “超危険生物” 。飛んでいたら、近くに巣があると思っていいですね。家の軒などに巣を作るばかりでなく、林の中の土の中に作るヤツもいるので注意です。
特徴:
大型で黒とオレンジの縞模様。攻撃性が強く、巣に近づくだけで集団で襲ってくることがあります。
危険度:★★★★★(刺されるとアナフィラキシーショックの危険)
対策
- 巣の有無を事前に確認(軒下・木の枝・小屋の隅など)。
- 黒い服や香水は避ける(攻撃対象になりやすい)。
- 見かけたら刺激せず、静かにその場を離れる。
駆除方法
- 巣がある場合は自力で駆除しない(非常に危険)。
- 地元の市町村役場または害虫駆除業者に連絡。
- 小さな巣(初期)は防護服と殺虫スプレーで対応可(自己責任)。ウチではコレ↓↓
③ マムシ(またはヤマカガシ)

先日、子どものヤマカガシを見たばかりです。逃げ足が速いので、対応が難しいです。草刈りを怠らずに、潜む場所を作らないことが肝心ですね。
特徴:
体長50〜70cm前後の毒ヘビ。マムシは三角形の頭部が特徴的で、草むらや石の下に潜んでいることが多いです。
危険度:★★★★☆(咬まれると病院送り)
対策
- 作業時は長靴・厚手のズボンを着用。
- 草刈り・収穫前に棒で地面を叩いて音で追い払う。
- 草むら・石の下に手を入れる前は確認を習慣化。
駆除方法
- 基本は刺激せず立ち去る(攻撃性は低い)。
- 畑周辺に出没が多ければ地元の自治体へ相談。
- 草を短く刈っておくことで隠れ場を減らすのが有効。
④ アシナガバチ
畑の害虫を食べてくれるハンターなので、差されないように注意しながら、共存を目指したいところですが。。
特徴:
スズメバチより一回り小さく、細身。軒下や木の枝に巣を作ることが多いです。
危険度:★★★☆☆(刺されると痛みと腫れ)
対策
- 軒下・物置などに巣を作りやすいので定期的に点検。
- 静かに行動し、振り払わない(攻撃スイッチになる)。
- 単体なら無理に追わない。
駆除方法
- 小さな巣なら夜間・防護服で殺虫剤噴射。
- 巣が大きい場合や高所の場合は駆除業者に依頼。
- 巣が再発しやすい場所には忌避スプレーを噴霧。
⑤ ムカデ

わが家で最も出没頻度が高いヤツです。あまりに出るので、私はもう慣れました。畳の隙間や風呂場の排水溝、玄関たたきは、頻出ポイントです。出ると、妻が大騒ぎです。。。ぎょえー!
特徴:
多足で体長が大きく、見た目にもインパクト大。夜行性で、草の下や石の裏などに潜んでいます。
危険度:★★★☆☆(咬まれると激痛・腫れ)
対策
- 靴・長靴は必ず履く前に振って確認。
- 植木鉢の裏・石の下などを素手で触らない。
- 家屋周辺では隙間を防ぐ(ゴムパッキン・シーリング)。
駆除方法
- 専用のムカデ駆除スプレーを使用。
- 家屋・物置の周囲に粉末状・粒剤の忌避剤を撒くと侵入防止に有効。
- 殺虫剤に弱いため、見つけ次第スプレーで処理可。↓↓ウチではコレ 処理後は下のとおり カチンコチン☆

番外編:シタベニハゴロモ
特徴: ※成虫の画像はこちらをご覧ください。
体長は5〜7mmほどで、淡いピンクやベージュがかった翅を持つセミの仲間のような姿。幼虫は白い綿毛のようなワックスをまとっています。群れて葉裏にびっしり付着し、植物の汁を吸います。
危険度:★★☆☆☆(人に害は少ないが、作物被害が深刻)
対策:
- 被害が出やすいのはナス・ピーマン・インゲンなど。
- 見つけ次第、葉ごと取り除いて廃棄。
- 幼虫は柔らかく、粘着テープなどで物理的に駆除するのが有効。
駆除方法:
- 成虫は飛ぶので、防虫ネットを使うと侵入を防ぎやすい。
- 多発する場合は、家庭菜園用の殺虫剤(浸透移行性)を散布。
- 雑草地が発生源になるため、周囲の草刈りを徹底。
畑を安全に楽しむために
畑には、私たちの作物を育ててくれる恵みがありますが、同時に自然の脅威とも隣り合わせです。
大切なのは、「知っておくこと」と「準備しておくこと」。
畑に入る前に必ずやっておきたい準備
- 長靴・厚手の手袋を着用する
- 虫よけスプレーを使用する
- 草むら・石の裏などに手を入れる前に確認する
- スズメバチや蛇の巣がないか事前チェック
自然と共生するためには、ちょっとした注意が何よりの安全対策になります。
みなさんの畑ライフが、安全で実り多いものでありますように!
では、今回はこの辺で。。。

能登を応援できて、贈られた人にも歓ばれると思います。いっぺん、食べて見まっし~!
