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こんにちは!晴れ晴れです。
秋雨前線が活発になって、雨の日が多くて、ジメジメで困りますね。
みなさん、元気でお過ごしでしょうか?
今朝、雨上がりで畑に行ったら、こんなのが生えてました。


メチャメチャ”秋!”って感じがしてます!もちろん、食べたりしませんよ。
さて、話は変わって…


コレは、ウチの畑に4株植えてある「おおば」ちゃんです。
お気づきですか?
葉っぱがまばらになって、枝の先に「花芽」がつき始めています。
ということで、
今回は、花芽をつけ始めた大葉のメカニズムと今後の栽培の注意点を整理しておきたいと思います。
なぜ大葉は花芽をつけるのか?
大葉はシソ科の一年草。春に種をまき、夏に旺盛に成長し、秋に花を咲かせて種を残す ― これが自然なライフサイクルです。
花芽をつける主な要因は次の2つです。
- 日照時間(短日反応)
大葉は日が短くなってくると「そろそろ子孫を残さなければ」と判断して花芽を形成する。気温が下がり始めて、日照時間が少しずつ短くなると花芽が出やすくなる。 - 株の成熟
大きく育ち、葉をたくさん出した株は「もう十分に生長した」と判断して花芽をつけ始める。摘心や収穫を控えると、成長が止まりやすく花芽が早めに現れることもある。
花芽がついたらどうなる?
花が咲くと、栄養が「葉」ではなく「花・種」に集中するため、葉が硬くなり、香りも弱くなってしまいます。つまり、食用としての葉の旬は終わりに近づいているという合図です。
花芽が出てからの栽培の注意点
花芽が出ても、まだしばらくは葉を楽しむことができます。次のような工夫をしてみるといいようです。
1. 花芽を摘み取る
見つけたらすぐに花芽を摘み取ることで、葉への栄養分を確保できます。ただし完全に花芽を止めることは難しく、時間の問題で花は咲いてしまいます。
2. 葉の収穫をこまめに
株全体に花芽がつき始めたら、葉がかたくなる前に収穫してしまうのも一つの方法です。刻んで冷凍したり、醤油漬けや塩漬けにすると長く楽しめます。
3. 花も実も楽しむ
花が咲いてしまっても、捨てるのはもったいないです。


【photo-ac.comより引用】
- 穂じそ:咲き始めの花穂を天ぷらや刺身のつまに。
- 実しそ:花が終わったあとの青い実を醤油漬けにすると、ご飯のお供に最高らしいです。
しその実の醤油漬け
お湯をわかして、しその実を入れてさっとゆでる。冷水で冷まして水気を切る。器にしその実、しょうゆを入れ、馴染むようにさっと混ぜて、ラップで密閉して冷蔵庫で一晩おく。
まとめ
- 大葉が花芽をつけるのは「日照時間の変化」と「株の成熟」が理由。
- 花が咲くと葉が硬くなり風味も落ちるので、花芽を摘んだり、葉を収穫して保存しておくとよい。
- 花や実もしっかり利用すれば、最後まで無駄なく楽しめる。
今年は、サンマが好調ですから、サンマの塩焼きの大根おろしに、大葉やその実を添えてみるのもいいですね!
というわけで、今回はココまで。
最後まで、読んでいただき、ありがとうございました😄次回もお楽しみに。
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#家庭菜園 #大葉の育て方 #青じその育て方 #大葉の花芽 #しその実
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