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コレまでの経緯いきさつ…
今年は地植えでミニトマトを栽培しているんだけど、実は大きくなってるのに全然赤くならなくて、何とか早く赤くできないかと、いろいろ試してみることにしました。
※詳しくは、下の過去記事をご覧くださいね。

2025年6月11日のミニトマト(品種はアイコ)
ここからすべては始まった…
その後、天気がよくなってきた?ので、10日後にはこのように↓なりました。一番上の実は収穫しました。


2025年6月20日のミニトマト
しかし、その後は、ほかの実は赤くなる様子がないので、ついに「ミニトマト追熟作戦」の決行を決意した…というわけです。
「ミニトマト追熟作戦」とは?
第1果房の実を、次の3つのグループに分けて、どれが一番早く赤くなるかを比較しました。
- Aグループ 収穫してリンゴを入れて保存(3コ) ※上の画像の囲み部分から
- Bグループ 収穫してそのまま保存(3コ) ※上の画像の囲み部分から
- Cグループ 収穫しないで畑に植えたまま様子を見る
A・Bグループは、下のようにフリーザーバッグに入れました。ジッパー部分をしっかり閉めて、日陰の室内で保存します。


2025年6月23日撮影
結果発表 一番早く赤くなったのは…なんと!!!
一番早く赤くなったのは、Cグループでした。


2025年6月26日撮影
第2位は、Bグループで、なんと!リンゴで追熟をねらったAグループが一番遅かったという意外な結果となりました。


2025年6月29日撮影
検証 ミニトマトを赤くする5つの秘訣
検証1 リンゴで追熟できるというのは本当か? リンゴの力とは?
リンゴは「エチレン」ガスを放出する。「エチレン」とは、植物が自然に出す成熟ホルモン。
果実の熟成を促進するガスで、リンゴやバナナなどは常温でも多く放出すると言われている。
ミニトマトは、「エチレン」の影響を受けやすい追熟型の果実なので、リンゴといっしょに保存すると熟するのが早くなる。。。ハズでした。
検証2 ミニトマトを赤くする5つの秘訣
①【リンゴのエチレン放出量が少なかった】…かも
- 新鮮なリンゴや冷蔵保存されたリンゴは、エチレンの放出量が少ないことがある。
- エチレンは熟して柔らかくなったリンゴや、傷んだリンゴのほうが多く出す傾向がある。
→ 半分に切ったリンゴを入れればよかった?
②【袋の中の湿度や通気性が悪かった】…かも
- 完全に密閉しすぎて袋の中が蒸れてカビや腐敗の原因になると、トマトの追熟を妨げる。
- また、酸素不足だとエチレンの効果が発揮されにくくなる。
→ 空気を抜かずにむしろ膨らませて置けばよかった?
③【ミニトマトの一房の実の数が減って栄養が集中した】…かも
- Cグループは、一房の実の数が減ったことが成熟を早めた可能性がある。
- 見た目は似ていても、内部では熟成のスピードに差があることがよくある。
→ 前記事「私が試す4つの対処法」②の成果として良い?
④【温度条件が適切でなかった】…かも
- エチレンの作用は20〜25℃程度の常温で最も効果的に働きます。
- 気温が低すぎたり高すぎたりすると、追熟が遅れることがあります。
→ 直射日光は避けて、常温で温度変化の少ない場所に置いたので問題なし
⑤【自然な追熟スピードと差が出にくい】…かも
- ミニトマトはもともと追熟しやすい果物なので、エチレンなしでも自然に赤くなります。
- そのため、リンゴの効果が目立ちにくい・誤差の範囲になることがあります。
→ 収穫しなかった実の方が、積算温度に到達して熟すのが早かった?
結論 リンゴがもったいなかった…
リンゴのせいではないけど…300円近くしたリンゴ…はっきり言ってコスパは良くない…
この経験を活かすなら、来年はリンゴで追熟するのはやめておこう。。。かな
たいへん良い勉強になりました。。。
ということで、今回は、この辺で。。。

